千葉・ちいき発


やっぱり必要、みんなで作ろう!4

vol.4

緊急勉強会に参加した人がメッセージをくれました@

 2月5日に行った緊急勉強会に参加してくれた人々からメッセージが届いています。どれもこれも胸を打つ内容です。それをご紹介します。

★兄弟もつらい
 障害のある兄弟の存在を隠していた話が胸を打ちました。隠されていた本人は勿論つらいし、傷ついている。だけど、隠さなければならない兄弟も同じように差別で苦しんでいる。そういう兄弟を救いたいと……。私にも重度の障害を持つ妹がおり、ある時期、妹の存在を友達に言えず、隠していたことがありました。その頃、自分がとてもみじめで、情けないと思っていました。罰則を作って、敵・味方に分かれるのでなく、共感し、理解してくれる人を増やしていきたいんだというお話に、心から共感します。

★人間のための条例を
 障害をもった人のための条例ではなく、人間のための条例であれば、是非採択されるべきだと思う。

★条例成立を願う
 県のホームページを読んで来ました。1年かけて相当なご苦労だったかと思います。勉強になりました。条例成立を願ってやみません。

★心のバリアフリーを
 人の心の中にあるバリアを条例で何とかなるのかしら……と最初は思いました。でも、人の理解や共感を得る為の条例であることがよくわかり、是非成立させて欲しいと思います。この勉強会の意義は大きい、もっと早くやって欲しかった!

★理解を広げよう
 タウンミーティングなどで、条例の話は聞いていましたが、今日の話でまた新たな思いになりました。早く成立することや理解を広げることに、微力ながら努力していきたいと思いました。また、障害が異なる者どうし、家族・仲間どうしで、理解を深めることも大事です。

★ソフト路線はステキです
 今一般の社会でも、勝ち組み・負け組みと分けられ、簡単に差別を受けてしまいます。障害者や家族も逞しくなりながら話し合っていく方向、このソフト路線は素敵です。

★多くの市民と話し合う機会を
 地域でこの条例を深める活動をしたいと痛感しました。条例の意義を多くの市民の皆さんと共に話し合う機会をつくりながら、互いの理解を深めたいものですね。

<呼びかけ人> 田上昌宏(千葉県手をつなぐ育成会会長)/竜円香子(同権利擁護委員長)/大屋滋(日本自閉症協会千葉県支部長)/土橋正彦(市川市医師会長)/植野慶也(千葉県聴覚障害者連盟会長)/野内恭雄(千葉県精神障害者家族連合会会長)/成瀬正次(障害者差別をなくすための研究会委員・全国脊髄損傷者連合会副理事長)/佐藤彰一(同・法政大大学院教授)/高梨憲司(同・視覚障害者総合支援センターちばセンター長)/野沢和弘(同・全日本手をつなぐ育成会理事)
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