千葉・ちいき発


やっぱり必要、みんなで作ろう!20

vol.20

千葉県議会に傍聴に行こう!

 28日に開会した千葉県議会ですが、7日と8日に各党の代表質問が行われます。9日から13日は一般質問です。どこで条例案についての質疑が行われるのか、まだわかりませんが、これらの日にはみんなで議会を傍聴に行きましょう。
 新聞の報道では、この条例案に対しては異論もあって、なかなかすんなり可決というわけにはいかないようです。しかし、これまでの報道などで紹介されている疑問のほとんどは、私たちの説明不足もあって、理解不足や誤解に基づくものです。明らかに間違った事実による批判も目立ちます。しかし、より多くの県民から理解を得るためには、こうした声に一つ一つ丁寧に答えていくことが必要です。
 国連での障害者権利条約を制定する動き、国内でも障害者基本法で障害者への差別をしてはならないことが謳われ、日本弁護士連合会は障害者差別禁止法案を発表し、制定へ向けてアピールしています。千葉の条例案はこうした世界と日本の動きに沿ったもので、県内外から注目されています。条例に期待する声をもっと県議会に届けましょう。
 まだまだ始まったばかりです。議会での質疑については、このニュースレターでも報告していく予定です。県議会に注目しましょう。

八代英太さんからメールが届きました!

 先日のニュースレター16号で前自民党衆院議員の八代英太さんのインタビューを掲載したところ、さっそく八代さんから応援メールが届きました。条例案を制定してもらえるように、千葉県議会の自民党の齋藤万佑政調会長らに対し、八代さんご自身が陳情書を作成して送ってくれたそうです。
 「早速のニュースレターありがとうございました。こらからが大変ですね。一つの法案であれ条例であれ、成立させるまではエネルギーを要します。トントン拍子で成立は、軽い法律。条例です。まさしく産みの苦しみですね。私も応援しますので是非頑張ってください」(八代英太)

☆応援メッセージ〜関哉直人弁護士☆ 障害者の権利擁護に取り組んでいる若き弁護士です

 千葉県の条例制定の動きは、時計の針を戻し、当たり前のことを当たり前にする作業です。障害のある人の守られるべき権利は今もどこかで侵害されています。条例にはこれを止める力があると信じています。制定に向けて、全面的に応援します。

<呼びかけ人> 田上昌宏(千葉県手をつなぐ育成会会長)/竜円香子(同権利擁護委員長)/大屋滋(日本自閉症協会千葉県支部長)/土橋正彦(市川市医師会長)/植野慶也(千葉県聴覚障害者連盟会長)/野内恭雄(千葉県精神障害者家族連合会会長)/成瀬正次(障害者差別をなくすための研究会委員・全国脊髄損傷者連合会副理事長)/佐藤彰一(同・法政大大学院教授)/高梨憲司(同・視覚障害者総合支援センターちばセンター長)/野沢和弘(同・全日本手をつなぐ育成会理事)
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