障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例が成立して３カ月がたちました。今年７月施行に向けて準備が進められています。準備の状況をお知らせし、また県内外での動きを紹介しながら、みんなで作った条例をあたたかく見守り応援していくために、「条例を見守り応援する会」をつくります。その会から７月の施行まで週に１回程度、通信をメールかファクスで発行していきたいと思います。
　条例成立の過程で私たちは議会制民主主義の世の中で暮らしていることを何度も痛感しました。今年は統一地方選があります。条例を応援してくれる首長や議員を私たちも応援していきたいと思います。もちろん私たちは純然たる市民グループで何ら政治的・宗教的な意図を持つものではありません。条例ができたからといって障害者差別がすぐになくなるわけではなく、なかなか声を上げられない障害者のために、できるだけのことをしていきたいと思っています。どうぞご理解のほどよろしくお願いします。

　シンポジウム「いよいよ日本の"障害者差別禁止法"を制定する時が来た！―千葉県の先行的『障害者差別禁止条例』制定を踏まえてー」
日時：１月１７日（水）午後１時３０分〜
場所：参議院議員会館、第一会議室（東京都千代田区永田町）
　シンポジストは、枝野幸男（民主党）、小池晃（共産党）、福島みずほ（社民党）など各党の代表や政調会幹部がそろいます。千葉からは研究会座長の野沢和弘氏も出ます。ほかには北野誠・東洋大学教授、野村茂樹弁護士（日本弁護士連合会「障害のある人に対する差別を禁止する法律」調査研究委員会事務局長）などです。

　「条例成立の報告と、今後を考える会」
日時：１月２７日（土）午後１時〜午後４時
場所：千葉県労働者福祉センター４階会議室（402号室）
　　※モノレール市役所前下車
・成立に至る経緯…野沢和弘・研究会座長
・現在の状況と課題…安藤公一・千葉県障害福祉課課長
・記念講演「千葉の条例とこれから」…池田直樹弁護士
・討議＆リレートーク

条例を見守り応援する会
山田晴子（船橋市）、竜円香子（市川市）、村山園（〃）、池田徹（千葉市）、神恵美子（習志野市）、吉原久喜（松戸市）