千葉・ちいき発

条例を見守り応援しよう No.3
1月27日「条例成立の報告と、今後を考える会」特集号

☆★感動がみなぎる「条例成立報告会」★☆

 「条例成立の報告と今後を考える会」が1月27日、県労働者福祉センター会議室で開かれました。会場は130名を超える参加者で満員。開会前から明るいさわやかな空気がみなぎっていました。
 山田晴子さんの司会で始まり、先ず、野沢和弘さんの「条例成立に至るまでの経緯」の報告がありました。研究会が発足した当時の状況から条例案づくり、そして条例案が議会に提出され成立に至るまでの過程の報告は、その一つひとつの場面が思い浮かばれ、会場のお母さんたちは目をウルウルとさせていました。
 次いで、安藤公一課長は、常任委員会で答弁に立っていたあの時とは別人のような明るさで、修正案づくりに忙殺された当時の状況を笑い話も交えて話し、7月の条例施行に向けて現在の県の取り組み状況を報告しました。
 記念講演で大阪弁護士会の池田直樹弁護士は、国連障害者権利条約と障害者差別禁止法の必要性について強調し、千葉県に於けるこの条例成立の歴史的・全国的意義について述べ、私たちに心強いエールを送ってくれました。
 私たちはこの講演を聴いて、自分たちがやって来たことの意義の大きさを知り、自らに驚き感動しました。
 リレートークでは、市民と共に条例を作り上げてきた竹林悟史前課長と政策法務課の鑓水さん、障害者と共に歩んでこられた土橋正彦市川市医師会長、「千葉県方式」の土台を築いた細渕宗重さん、千葉福祉応援団長の大熊由起子さん、障害当事者や支援団体代表らの一言スピーチがありましたが、多くを語らずともその思いは皆の心に伝わってきました。
 2次会の懇親会には堂本知事、熊本の東弁護士も仕事を終えてから駆けつけて来られ、喜びを共にすることができました。
 「条例づくりに参加した多くの人々、その誰ひとりを欠いても、この条例は成立しなかっただろう」と、野沢さんは最後に述べていました。
 この日、この会場に来られなかった多くの人々にこの感動を伝えたい、喜びを共に分かち合いたい、これが参加者全員の気持ちです。
 みんなで守り抜いたこの「条例の灯」は今後、「条例を見守り応援する会」に引き継がれ、県内各地にそして全国に拡がって行くことでしょう。

(松戸市 吉原久喜)

☆★報告会、盛会でした!★☆

 報告会、本当にすばらしかったです。若い福祉新聞の女性記者が最後まで付き合ってくれましたが、なぜこの千葉県で条例が成立したかがよくわかったと言っておられました。
 政策法務課の鑓水さんの発言が感動的でしたね。条例に関わる県庁各課の職員の気持ちが参加者の胸を打ったと思います。細渕さんが来て下さったこともうれしかったです。竹林さんが、船橋の作業所の活動を終えてから駆けつけてくださったことにも感動しました。
 細渕さんがおっしゃっていましたが、「条例のある街」を道具に、全国に千葉の経験を伝えて行きたいですね。今回のことは、間違いなく、分権時代の民主主義のあり方を示しました。民が汗を流さない民主主義はありえないということを私は学びました。同様の条例を作ろうという動きが広がっていくかもしれませんが、千葉の経験をしっかりと発信していきたいと思います。

(千葉市 池田徹)

☆★盛会おめでとう!★☆

 報告会、本当によかったですね。何より会場に成立して本当によかったという気持ちが溢れていて、とても暖かい報告会となりました。これからだということは勿論ですが、へたをすると、これから、ということもなかったわけですので、いっとき、喜びに浸っているのもいいものだと思います。

(市川市 竜円香子)

条例を見守り応援する会(代表:池田徹)(呼びかけ人)
山田晴子(船橋市)、 赤津保子(船橋市)、宮代隆治(船橋市)、竜円香子(市川市)、村山園(市川市)、田川正浩(市川市)、池田徹(千葉市)、米田修(千葉市)、久保田美也子(千葉市)、神恵美子(習志野市)、吉原久喜(松戸市)、国生美南子(四街道市)、関口幸一(袖ヶ浦市)、吉野真理子(八千代市)、辰巳鉄次郎(市原市)鎗田敏光(東金市)、細渕宗重(旭市)、土田修二(いすみ市)、竹蓋伸六(香取市)、高村リュウ(千葉市)、小林博(千葉市)、木村潔(茂原市)
♪条例を見守り応援する会に入会ご希望の方は以下のアドレスまでお申込みください。
 ouensurukai_z@yahoo.co.jp

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