「つどい」の7つのシキタリ その1:毎回、多彩、豪華な「えにし」の方が登壇してくださいますが、どんなに高名な方でも、講演料ナシ。「素晴らしい参加者の前で話すことができる、それは、“権利”なのだ」という理屈からです。 その2:登壇は「権利」なので、よほどのことがないかぎり、登壇は「一生に一度」だけ。あまりにもったいないので、今夜の第3部では、「権利落ち」した論客のみなさんにも、フロアからの発言のチャンスをさしあげ、立体的に展開する企てです。 その3:「えにし」の集いのモットーは前例を破ること。〇〇先生、〇〇局長、〇〇さんという上下っぽい呼びかけをやめて、○○さんに。ことしは、一気に〇〇ちゃんと呼び合うことになりました。準備のための同送メールでも、からちゃん、たんちゃん、はなちゃん、ともさん、ただちゃん、さるちゃん、がんちゃん、もりちゃんと呼び合って、水平の関係で盛り上がりました。「ホンモノ」の地域包括ケアが、そのようなオープンな対話から生まれる、という希望が芽生えました。 その4:えにしの集いには、毎回newsが潜んでいます。今回も、マスメディには報じられていない2つのnewsがプログラムの中に隠れています。多数参加しておられるメディアのみなさん、みつけてくださいね。 その5: このような催しにかかせないのが裏方です。義侠心で10年間も裏方のプロのワザを発揮してくださっていたのはCLC、本名、全国コミュニティライフサポートセンターです。その拠点を震災が襲い、以来、復興のために走りまわる日々です。そこで、最高齢74歳の国際医療福祉大学大学院 医療福祉ジャーナリズム分野の院生・卒業生が立ちあがりました。満員御礼&えにし結び名簿担当、ユーストリーム&ユーチューブなどインターネット担当、映写担当、受付・ご案内担当、資料の袋づめの段取り担当、本の売り子担当、そして、このプログラムのレイアウト&印刷発注担当etc.etc. ふだんなら「地域包括ケア」の催しの基調講演に招かれる政府高官、教授、お医者さんなど、様々な特技をもったボランティアのみなさまが、早朝から会場に集まって助けてくださっています。 その6:「えにし」を結ぶには、情報保障が欠かせません。プロによるパソコン文字通訳、手話、磁気ループ、指点字を用意することが慣例になりました。目の不自由な方がプログラムの裏表を見分けて夜の部で意思表示できるように、フワフワしたシルシをつけました。だれもが参加できるように、介助者からは参加費をいただかないのも慣例です。 その7:席は、籖引き。「新たな」えにしを結ぶためです。話の糸口になる「名札」と「えにし結び名簿」を用意しました。恋が偶然の機会から生まれるように、名簿と胸の名札、そして、籖で偶然近くに坐った方や「えにし結びたい・む」で出会った方々と、日本を変える「えにし」が結ばれますように。