○○○○ちゃんのご家族へ
このカードは、当科で亡くなられたお子様のご家族にお渡しするものです。お家に戻られたのち、次のようなことでお困りのときはいつでもご来院ください。
・亡くなられたお子様の病気の経過や治療について説明が必要なとき
・次の妊娠や出産について不安を感じるとき
・ごきょうだいの成長や育児に不安を感じるとき
・悲しみがとても強く、心身の不調を感じるとき
・その他、あなたが当科のサポートを必要とするとき
次のサイトのリンク集からも相談機関や自助グループが探せます。
小さないのちのホームページ
http:// www.chiisanainochi.org
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お子様を亡くされたあとの暮らしについて
・誕生日や思い出の日が近づくにつれつらくなるかもしれません。
・社会生活や対人関係が苦痛に思えるかもしれません。
・今まで普通にできていたことを難しく感じるかもしれません。
・記憶力や判断力が著しく低下したと感じるかもしれません。
・ご夫婦やご家族で悲しみの表現が違うかもしれません。
・あらゆることに自信がもてなくなる時期があるかもしれません。
・時間が経っても悲しみが深まる一方に思えるかもしれません。
・気持が和らぐことにさえ苦痛を伴うかもしれません。
お子さんが亡くなったあとはこうしたことが起こりやすいですが、少しずつ悲しみにも順応できるようになります。特に最初の1年はきついので、身体をいたわり、流れる涙は止めずに、安心できる場でつらい気持を表すといいでしょう。
以上は、多くのご遺族が経験をもとに教えてくれたことです。
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