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横浜市副市長 前田正子さん
今明かされる副市長就任のきっかけ?!
私は一昨年、41歳で10年ぶりに子どもを産みまして、今、小学生のお兄ちゃんと1歳4ヵ月の赤ちゃんがいます。
教育と福祉、福祉と医療の連携
副市長というのは助役でして、横浜市には3人の助役がおられます。私は福祉・医療・環境・横浜市大・教育を担当しています。
わかりやすい予算に
まずは自分がわかるフィールドからということで、子ども関係の予算に取り組んでいます。保育所での子育て関係は、福祉関係の予算とか、細かく分かれていて、現場でも書類をつくるのにすごく大変です。
市役所の人々に「あなたのミッションは何ですか?」と聞くと……
私のように、あまり行政経験がない人間ができることは何か。みなさん、事業概要説明と言っては、次から次へ資料を持ってこられて説明するんですが、「じゃあ、みなさんの局のミッションは何ですか?」と聞くと、ははーん?とみなさん驚かれる。「自分たちの仕事のミッションは何か?」ということをみなさんに投げかけています。
地域のみんなが気持ちよく使えるルール
私は今、3つの壁を乗り越える挑戦をしています。
子どもたちにとって、たった一回きりの学校だからこそ
二つ目の壁は、横浜市が大きすぎるということ。学校だけで590校ありますし、子どもも26万人います。一人ひとりの子どもたちにとってはたった一度の学校生活で、たった一回の人生で大事なんですが、行政からみると26万人分の1になってしまいます。それは保育園でも医療でも一緒ですが、個々のニーズや希望をどうこまめにケアするかというシステムと、大きい市の行政をどう動かすかということの仕組み作りです。教育や福祉において持っている大きな市のハンディを、どう減じていくかも壁だと思っています。
この時代だから議論を戦わせる
三つ目ですが、議論すること自体が非常にタブーになってきています。私にとって驚きです。議論をしようとすると、今の制度がどうかなっちゃうのではないかという不安から、いろんな苦情がきたりします。本当に簡単に正解がない時代ですので、みんなで恐れることなくいろんな意見を戦わせながら、少しでもベターな道を探っていくということを、少しずつやっていきたいなと思います。任期4年間、できることがあればやっていきたいと思います。 ****縁****繋****縁****繰****縁****経****縁****緯****縁****継****縁****続****縁**** |