【医療福祉倫理特論】
見えないことへの想像力
期日 平成19年10月24日(水)
時間 19時40分〜21時10分
場所 国際医療福祉大学大学院
東京サテライトキャンパス
講師 笹 川 吉 彦
(社会福祉法人日本盲人会連合 会長)
項目
1.目が見えないということは
2.目が見えないということからくる不自由さ
(行動の不自由と読み書きの不自由)
3.全国の視覚障害者の実態
(平成13年厚生労働省身体障害者実態調査の結果から)
4.緊急に取り組まなければならない課題
@障害者福祉サービスの措置制度から選択契約制度への移行
A支援費制度の破綻
B障害者自立支援法の成立と問題点
5.医療・福祉の重要性と医療・福祉に従事する方への期待
別添1(身体障害者障害程度等級表抜粋)
級別:視覚障害
1級:
両眼の視力(万国式試視力表によって測ったものをいい、屈折異常のある者については、きょう正視力について測ったものをいう。以下同じ。)の和が0.01以下のもの
2級:
1.両眼の視力の和が0.02以上0.04以下のもの
2.両眼の視野がそれぞれ10度以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が95パーセント以上のもの
3級:
1.両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
2.両眼の視野がそれぞれ10度以内でかつ両眼による視野について視能率が90パーセント以上のもの
4級:
1.両眼の視力の和が0.09以上0.12以下のもの
2.両眼の視野がそれぞれ10度以内のもの
5級:
1.両眼の視力の和が0.13以上0.2以下のもの
2.両眼の視野の2分の1以上がかけているもの
6級:
1眼の視力が0.02以下、他眼の視力が0.6以下のもので、両眼の視力の和が0.2を超えるもの
別紙2(平成13年厚生労働省身体障害者実態調査結果の概要抜粋)
身体障害者総数
全国の18歳以上の身体障害者数(在宅):3,245,000人
内訳
@視覚障害:301,000人
A聴覚・言語障害:346,000人
B肢体不自由:1,749,000人
C内部障害:849,000人