冤罪とメディアの部屋

「捏造記者」「売国奴」といういわれなきレッテルを貼り、罪のない娘さんまでネットで誹謗中傷。さらに、教授就任が決まっていた大学、非常勤講師をしている大学を脅迫。たまりかねた朝日新聞の植村隆さんは、冤罪を訴えて、週刊文春の発行元、文藝春秋社と西岡力・東京基督教大教授に次の3つのことを求めてる訴訟をを起こしました。@インターネットからの西岡論文の削除A謝罪広告の掲載B名誉棄損の損害賠償の支払いです。外国特派員協会の記者会見には170人が集まり活発な質疑がおこなわれました。
特別部会は村木厚子さんの無罪が確定した事件をきっかけに設置され、取り調べの録音・録画の法制化などの議論を始めてからすでに3年近く。厚子さんや映画監督の周防正行さんなど法律の専門家ではない5人の委員が、改めて「原則、すべての事件の全過程を対象とすべきだ」という意見書を出し、取調官に一定の裁量を与えるべきだとの主張を続ける捜査機関側をけん制。
■冤罪とメディア
◆メディアはこれまで、数々の冤罪事件の片棒を担いできました。
◆「細菌魔」のレッテルを貼られた千葉大の無給医局員、鈴木充さん。感染の蔓延を止めようと保健所に通報したために、彼の周辺にチフスや赤痢が多発しているように見えたのです。科学者たちの活躍で一審は無罪。けれど、連日の報道で先入観を植えつけられた二審・最高裁の判事は有罪を判決しました。私は冤罪に敏感になりました。
村木厚子さんも、検察のリークを信じたメディアによって「政治取引のために部下に書類を偽造させた」と連日、報じられました。自身の公印の偽造を部下に命じるなんて荒唐無稽です。
◆そこで、マスメディアの向こうをはって、「冤罪とメディア」のコーナーを立ち上げました
○「無実の罪で囚われている村木厚子さんの解放を求めます!」2009.7.9の記者会見
ご支援くださった皆様へ 国家賠償請求訴訟と私自身の処分に関して 2012.1
堂本暁子、田島良昭さんたちが発表した8人アピール 2009.7
病床から、高知からのメッセージ
2時間かけて、まばたきで書かれたメッセージ
村木厚子さん、拘置所から
婦人公論・緊急ルポ
面会記
「週刊金曜日」の『リブらんか』より(中山千夏さん)
村木厚子さんを支援する会(カンパ振込先、リンクなども)
5カ月ぶりに保釈された村木厚子さんから、みなさまへ
中山千夏さんのコラムで再び紹介されました(週刊金曜日2009.12.11)
2010.1.22 厚子さん記者会見記録
被告人意見陳述
弁護側冒頭陳述要旨及び全文
検察側冒頭陳述要旨及び全文
「村木厚子さんを支援する会」のサイト
公判傍聴記
「“郵便不正事件”傍聴記/検察証人が冤罪を主張 異例裁判のゆくえ」婦人公論 2010年4月22日号より
村木厚子さんの最終意見陳述書
最終弁論(要約)
検察捜査は「魔術のような怖さ」(朝日新聞の村木厚子さんインタビュー)
「皆様のおかげで、絶望せず、孤独感にさいなまれず、闘い続けることができました」(村木厚子さんから)
内閣府政策統括官(共生社会担当)を拝命しました
事件を捏造した特捜検察/「郵便不正」冤罪と報道検証
人権と報道・連絡会・例会の記録から

最高検が2010年2月27日発表した検証報告書全文
「いわゆる厚労省元局長無罪事件における捜査・公判活動の問題点等について」

要旨(共同通信)
村木厚子さんのコメント全文
厚子さんが証言した1月27日の検察の在り方検討会議議事録
厚子さんが証言した2011年4月18日の参院行政監視委員会の議事録 全文はコチラ

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