大阪大学・ボランティア人間科学研究科ソーシャルサービス論の自慢は「これぞ、真のボランティア」という魅力的なゲストが授業のたびに来てくださることでした。市民の皆さんもモグリできて下さり、2001-2004年、「開かれた大学」風景が展開されました。
どのゲストも先入観や偏見を見事にひっくり返してくださいました。顔の右半分が真っ赤で、自らを「異形の人」と名乗る「ユニークフェイス」東京代表の石井政之さんを最初こわごわ眺めていた学生たちは、別れるときにはサインを求めて取りかこみました。大阪HIV薬害訴訟原告団代表の花井十伍さんは、「断固糾弾!というスタイルをとらないのはなぜですか?」という質問に「芸風の違いでしょう」とサラリといってのけたりして、学生たちをうっとりさせてしまいました。
感動した学生と院生が、ゲストのお話を記録し、工夫をこらして小見出しをつけました。「全文はこちら」をクリックしてください。すべてのゲストをまだアップできていないことをお詫びします。幸い、2004年2月8日、退官記念の
「えにし・イン・逢坂」に合わせて、学生・院生さんたちが、全ゲストを網羅した右のような「エッセンス集」(クリックすると拡大します)をまとめてくださいました。表のゲストの名前をクリックしてくださると、サワリをお読みになれます。
ゲストのみなさんが大阪府を動かした成果「新障害者プランのための意見具申」とゲストが活躍された「薬害根絶フォーラム」も末尾にアップしました。