優しき挑戦者(阪大・ゲスト篇)(工事中)

 日本でただ一つ、「ボランティア人間科学研究科ソーシャルサービス論」を名乗るわが教室の自慢は「これぞ、真のボランティア」という魅力的なゲストが授業のたびに来てくださることです。
 これが好評で市民の皆さんがモグリできて下さり、開かれた大学風景が展開されています。
 凄いのは、どのゲストも先入観や偏見を見事にひっくり返してくださることです。

 顔の右半分が真っ赤で、自らを「異形の人」と名乗る「ユニークフェイス」東京代表の石井政之さんを最初こわごわ眺めていた学生たちは、別れるときにはサインを求めて取りかこみました。
 「大阪HIV薬害訴訟原告団」代表の花井十伍さんは、「断固糾弾!というスタイルをとらないのはなぜですか?」という質問に「芸風の違いでしょう」とサラリといってのけたりして、学生たちをうっとりさせてしまいました。

 みなさまにもお裾分けしたくなりましたので、「福祉と医療の人間科学」と「世直しの人間科学」のゲストのお話を学生と院生が記録し、工夫をこらして、小見出しをつけました。
 前期のゲストのみなさんが大阪府を動かした成果である「新障害者プランのための意見具申」(6月7日、知事に答申)、後期ゲストのみなさんが活躍された「薬害根絶フォーラム」(阪大コンベンションセンターで11.16開催)もご紹介します。

目次

☆は更新が完了しているものです。

2002/06/05:ひと味違う大阪府の公務員:野村龍太郎さん
2002/06/26:大阪精神医療人権センター事務局長山本深雪さん(精神障害)
2002/10/16:「自分が変わる・社会を変える」森元美代治さん(ハンセン病体験者)
2002/11/13:「世直しは、徹底的な情報収集から」NPO法人医薬ビジランスセンター理事長:浜六郎さん
2003/01/15:「精神病を体験して思ったこと、人々に知ってほしいこと」:「咲笑(さくら)」のみなさん
2003/01/22:「あの事件の起きたあの『池田の』市長として」:池田市長 倉田薫さん


☆第3次大阪府障害計画策定にむけて意見具申―人が人間(ひと)として普通に暮らせる支援社会づくり−:大阪府障害者施策推進協議会(2002/06/07)
第1章第2章第3章第4章第5章第6章第7章おわりに
☆第4回薬害根絶フォーラム「知ってほしい薬害発生のメカニズム」
(阪大コンベンションセンター2002/11/16)
第1部第2部

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